小型飲料水処理プラント
特徴

- 高い濁度を持つ種々の水源から高水質で安全な飲料水を供給するよう設計されています。
- 野外条件での運転用に頑丈に設計されています。
- 工場組立後台盤上又はコンテナ内に組立てられ出荷されるため輸送に便利で、現地での組立・据付作業を最小限に抑えられます。このプレハブ工法とオーディス社の生産力が、航空貨物による発送と相まって異なる能力、凝集・濾過・滅菌工程の多様性などに関わらず、タイムリーでスピーディーな出荷を可能にしました。
- 標準設計に基づいており、改善された設計基準によりカスタマイズされています。コスト抑制技術・簡素化・性能の信頼性が最大の特色となっています。
- 凝固-凝集、沈殿による固液分離(オプション)、濾過、そして滅菌工程により、原水に対する今までの物理化学的処理を統合しました。
- 種々の幅広い範囲の浮遊固形物や河川・湖沼・海峡など種々の源泉からもたらされる濁りのある水を処理可能にします。
- 飲料水基準に合致する水を供給する保障のある安全な飲料水の製造に最適です。
- 完全自動:全ての操作モードはPLC(シーケンサー)によって制御されています。
システム詳細

プラントは標準的工程とカスタマイズされたニーズに基づき信頼できる手法を確立しました。標準的なシステムのフローは固液分離、凝集剤などの薬品投入、単純砂濾過による初期濾過、そして多層砂濾過機による水の精密濾過から成り立ちます。
そして濾過された水は次亜塩素酸ナトリウムを使用し滅菌されます。特別な薬品処理の注入装置に関しましてはご用命により別途対応いたします。
- 初期固液分離工程:(5000シリーズの)液体用サイクロン式分離機と凝集・沈殿槽により行われます。液体用サイクロン分離機で分離された砂や粗い固形物は自動弁により自動的に排出されます。
- 凝集工程:凝集剤はサイクロン分離機の前段階でコロイド粒子を不安定にする為、そして凝集作用を完了させる為に注入されます。(原水の水質により、オプション)
- 多層式砂濾過:比較的遅い濾過速度で最終的な廃水処理するため厚みの大きい多層式砂濾過装置で濾過が行われます。
- 滅菌消毒:次亜塩素酸ナトリウム及び塩素ガスを注入する事で処理水から病原性微生物を除去します。滅菌消毒装置は完全自動で残留塩素コントローラーで制御されます。
- 自動操作とその制御:システムは分離と濾過工程の全自動機能を管理するするPLC(シーケンサー)を備えています。システムはシーケンサーにより又は予めセットされた時間間隔が経過した時自動的に逆洗されます。
ウォーターポイント設置の為の必要ユーティリティ
- 電源接続(電源供給):プラントはディーゼル発電機を要します。
- 配管接続(原水供給用、処理水供給用及びドレン排水用)