廃水三次処理プラント(Sewaclear)
特徴
- 下水処理で二次処理された汚水を回収し、潅漑目的のため無制限なレベルにそれを浄化する為の設計が成されています。
- ご要求の水質を満足、そして確実に飲料水の製造を行います。
- 前処理(濾過)、多層砂濾過機による主濾過、そして滅菌装置の完全なシステムです。
- 完全自動運転でありすべての操作モードはPLC(シーケンサー)により管理されています。
- 運転可能時間-24時間連続運転可能
- 薬液使用-(オプション)ポリマー/凝集剤
- 次亜塩素酸ナトリウム及び塩素ガスによる滅菌消毒
- モジュラー化による施設拡張の簡素化
- 信頼のおける機能と低い運転コスト
システム詳細

標準的なシステムのフローは固液分離、凝集剤などの薬品投入(オプション)、そして多層砂濾過機による水の精密濾過から成り立ちます。そして濾過された水は次亜塩素酸ナトリウム又は塩素ガスを使用し滅菌されます。
- 初期分離は自動自浄式オーディスマティック863シリーズで行われます。
- 凝集工程(オプション):流入水からのコロイド粒子を除去する場合、透過性を良くする為に凝固剤/ポリマーを添加します。
- 多層式砂濾過:比較的遅い濾過速度で最終的な廃水処理するため厚みの大きい多層式砂濾過装置で濾過が行われます。
- 滅菌消毒:次亜塩素酸ナトリウム及び塩素ガスを注入する事で処理水から病原性微生物を除去します。滅菌消毒装置は完全自動で残留塩素コントローラーで制御されます。
- 自動操作とその制御:システムは分離と濾過工程の全自動機能を管理するするPLC(シーケンサー)を備えています。
- システムはシーケンサーにより又は予めセットされた時間間隔が経過した時自動的に逆洗されます。
主なる構成機器

- オーディスマッティック電気制御ストレーナー863シリーズ
- SPAシリーズ 多層砂濾過機
- オンラインポリマー供給装置
- 分析・測定・制御装置
- 多孔管
- 弁類その他付属品